「平均律」と「純正律」

前半は少し音楽の話。

私達が耳にする音楽には大きく2つの音律、調律方法があります。

「平均律」とは1オクターブを12等分にした音律のことを言います。 隣り合う音の周波数は等しく100セントとなり、身近なところではピアノの調律に使われます。

一方

「純正律」は和音の響きの美しさを重視し、オーケストラや吹奏楽、合唱に使われる音律です。

「平均律」と「純正律」にはそれぞれに特徴があるため一概にどちらがいいとは言えないそう。演奏楽器やスタイルにより決まってくるとのこと。


◎小学校4年生の思い出

話は変わりますが

絵を描くことが好きな少年でした。学年末になるとクラス単位で文集をつくり、巻末に自分の似顔絵を描くのが恒例でした。自我が芽生えた私は当然のようにカッコいい自画像を描くのであります。

後についたあだ名が「カッコつけ」

絵の力量かどうか知りませんが私は彼らとは全く路線の違う似顔絵になったのです。生粋の「純正律」育ちのジュンはとても傷つき「出る杭は打たれる」という学びを得た10歳の春でした。そこから絵を描くことも何となくやめてしまいました。「平均律」それは私にとってBitterなMemoryです。


◎自分らしさと個性

自分らしさとは「他者にとらわれず価値観や性格を尊重している状態のこと」、個性は「他人との違いから生まれる特性」だそうです。社会経験や教育により私達の「オリジナリティ」は知らずのうちに抑え込んできることに気づくことがあります。


ガキの癖にと頬打たれ

少年たちの眼が年をとる

悔しさを握りしめすぎた

こぶしの中、爪が突き刺さる

※「ファイト」 

中島みゆきより一節を抜粋


管理型社会は動かしやすい「平均的な人材」を求める傾向があります。更に現代は表面的な「人権擁護」が相まり非常に面倒な価値観が形成され、私達にとって本来重要な個の「尊厳」や「成長」はオザナリになっているかも知れません。


学校教育を受け

就職し

結婚して

家を購入する

それがいい人生と

教わり

ワタシなりに

取り組みましたが

小4の自我は

未だに

カッコイイ

自画像を描きたくて

ウズウズ

してるのであります

Night Pub MADISON

「横須賀ストーリー」が発売された昭和50年代、横須賀ではディスコやクラブ、バーが軒を連ねていました。街にネオンが灯る頃、酒場では仲間たちの笑いや語らい、男と女の出逢いや涙、そこにはいつも歌が寄り添っていました。「マディソン」は古き良き酒場「ナイトパブ」の進化型。老若男女国籍を問わないちょっぴりお洒落で人情に溢れた空間です。肩肘張らないママとマスターが日替わりで皆様をお迎えいたします。

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